2019年6月21日(金)に全国公開された映画『ザ・ファブル』。
累計750万部の人気を誇る原作コミック「ザ・ファブル」(講談社ヤンマガKC刊)を映画化した本作は、世界基準アクション、
ハッピーな笑い、そして超豪華キャスト共演が大きな反響を呼び、笑撃の大ヒットを記録!
そしてこの度、劇場公開時の満足度調査でもなんと【96.5%】の方が「続編に期待」〈『ザ・ファブル』鑑賞者アンケートより(実施期間:2019/6/21-7/7 (株)バルク調べ)〉と回答した熱い要望に応え、ついに映画『ザ・ファブル』のシリーズ化、新作製作が決定!
岡田准一、木村文乃、山本美月、佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市 のシリーズ豪華キャストに加え、
堤真一、平手友梨奈、安藤政信が新たに参戦!
前作をはるかに超えるアクションと笑い、そして衝撃のラストが待ち受ける、アドレナリン全開の超大作エンターテインメントが誕生します!

江口監督をはじめスタッフみんなでチャレンジ!を合言葉に一種の狂気を帯びた現場になったと思います。
僕だけではなくカメラマンさんやスタッフも吊られ、これは行けるか?無理か?など手探りで撮影したのも良い思い出です。
現代物の日本エンタメアクションの枠を広げる良い映像が撮れていると思います。
今回アキラと対峙する宇津帆役を、キャリアの節目になる作品でご一緒させていただいてきた
堤真一さんにご出演いただけたことにご縁を感じ嬉しく思っています。
早く完成した新作を見ていただきたい!
原作ファンも映画ファンも期待してお待ちいただけると嬉しいです。

シリーズ化の話を聞いた時は、わくわくしたのを覚えてます。
いざ脚本を読んだら、アクションが本当に大変そうだなと思いました。しかも今回は私のアクションシーンも満載なので、岡田さんにもアドバイスいただきながら、どうやったらヨウコらしくセクシーなアクションになるかを考え、練習しました。
今回のファブルは岡田さんのアクションセンス無くして作り上げられないものだと思います!
大変な状況下ではあったのですが、江口監督・スタッフの方々とこだわりぬいて作り上げました。
これはもう超大作の予感しか無いです!

ここまで振り切った悪党の役をやったことは無かったので、これは自分にとって大きな挑戦になると思いました。
宇津帆という人物は善良な表の顔と凶悪な裏の顔を持つキャラクターです。犯罪者の中には、自己正当化がうまいというか、自分の歪んだ正義感を疑わない人がいるように感じていたので、今回は、両極端に表と裏の違いを見せるような考え方ではなく、表の顔も裏の顔も両方とも自分にとっての正義だと思っている。そいつが世の中に普通に存在していることが一番怖いと考えて、この役を演じました。
これまでも岡田君とは何度か共演しています。今回もそうですが、共演の度に岡田君のおかげでいろいろな役に出会わせてもらってる気がします。

オファーを頂いた時は、大ヒットした作品のシリーズ化ということと、そして今作のヒロインということで不安とプレッシャーがすごくありました。
また、佐羽ヒナコという役に対しても、なぜ私なんだろうとビックリしたのを覚えています。
前作を観たり、原作を読んだり、台本を読んでいくなかでヒナコというキャラクターを丁寧に届けたいと思ったこと、そして私自身もヒナコを応援したい気持ちになったのでやらせて頂きました。
ヒナコを演じてみて、今でも私で大丈夫だったかなという不安はまだありますが、出演されている皆さん、監督、スタッフの皆さんも、いい作品にしようという想いを強く感じたので私なりのヒナコを精一杯表現したつもりです。
前作とはまた違った魅力があると思うので、皆さんに届く作品になることを願っています。

オファーを受けた時、ファブルという映画の存在は知っていたけど自分の目ではその作品を見たことがありませんでした。元々、作品はすごく気にはなっていました。
クランクインする前に前作を見て気持ちが引きずられるのが嫌だったので撮影が始まって1か月後ぐらいにファブル前作を見ました。
江口監督は役者一人一人をしっかり演出できる監督だと思いました。
初めて江口監督に出会って、江口監督と芝居のセッションが本当に楽しかったです。
特に同じシーンの多かった岡田さん、堤さん、木村さん、平手さんという素晴らしい役者さんと出会えてとても楽しかったです。 皆さんのエネルギーがこの作品に残るといいなと思います。

岡田准一氏と共に目指したものは「前作を遥かに超える今までにないアクション映画」。
岡田氏は前回同様ほとんどのアクションを自ら演じるのみならず、共演者のアクションも考案・指導。
自分の出番がなくても現場に張り付くという徹底ぶりで今作アクションのクオリティを高次元に引き上げた。
加えてレギュラー俳優陣による奇抜かつリアリティあるキャラクター造形。
そしてファブルはなんといっても敵が命。
今回の敵・堤真一氏の怪演かつ狂演。
平手友梨奈氏の魂を揺さぶる熱演。
安藤政信氏の妙に人間臭い匠演。
これらが渾然一体となり、奇妙だが分厚い人間ドラマが生まれた。
また、コロナによる長期中断という出口の見えない危機的状況を躱して撮り切れたのは、何よりもキャスト・スタッフの今作へのこだわりと情熱と愛情の賜物に他ならない。
クランクアップした今、僕は前作を遥かに超える手応えに身震いしている。

今回、映画の続編のお話を頂き、脚本段階から打ち合わせに参加させて頂きました。
原作ファン・映画ファンの両面からも前作以上に凄い作品になると確信しています。
キャストではウツボ役を堤真一さんに受けて頂き、興奮と感謝の気持ちでいっぱいです。
またヒナコ役の平手友梨奈さんも僕の第一希望でありました。
その他のキャスティングも最初から最後まで、しっかりと摺り合わせをして頂き、心から感謝しております。
またコロナ騒動の中、撮影が中断するなど大変だったはずですが、江口カン監督、岡田准一さんをはじめとするキャストの皆様、関係者の皆様、本当にお疲れ様でございました。
完成をいちファン目線で本当に楽しみに待ち望んでおります。